レビュー一覧

一人目が死んだ時点で犯人目線のストーリーに変わるのが悪い訳ちゃうけどもう少し犯人探しをさせて欲しかった。

原作者が成人ゲームのシナリオライターさんとして有名な方ということで、なるほどいかにもそういう系統の話だなあと思いました。好きな人にはたまらないんでしょうけど、そういう方向にもっていくための基本設定にいまいち納得がいかないことが多すぎて、そこで萎えてしまい個人的には合いませんでした。例えば国家が管理している施設、島なら、いちいちあんな方法を取らなくてももっと安全合理的にことを運べるだろう、とか、むしろ100年の間にもっとシステム化できたんじゃねーのか、というか、100年間こんなにちまちま一人ずつ殺ってたのか、とか。初回の能力者なんてむしろ国家側にお役立ちな能力でいの一番に殺すべきじゃなくないか？とか、あからさまに怪しい主人公にほとんどろくに疑いの目がかけられないのとか、初回の能力者が行方不明になってるのにクラスメイトたちの危機感がうっすいのとか。ただ、今後その辺含めてまだまだどんでん返しがあるかもしれませんが。

展開が全然読めなくてドキドキします 続きが楽しみです

個人的にはお勧めできる。本格的なミステリー物を求める人は今一つ足りない感があるかもしれないが、軽く触れる程度の気持ちでよいならばよいと思う。

この作品のタイトルの意味、まず第1話でガツンと強烈なインパクトを与えられる。　そこからハマるかどうかだが、自分はハマってしまった。まず、刺客側に能力のインフレがない。知力、洞察力、そして一番大事かも…な度胸があり、刺客であるのにもちろん殺してゆくのになぜか応援する気持ちになってしまう。それは得体の知れぬ能力に爪楊枝で立ち向かうかのような無謀さ。そこにある種のカタルシスを感じるのかもしれない。ただ、まだ三巻である。全ての評価をするには時期尚早だし、結末をどうもってゆくのか、名作になり得るかも見極められない。つまり、続きがみたい！　　好きか嫌いか、良い作品かどうかもまだ不明確だし、今面白いと思っている主人公も変わってゆくかもしれない、がとても続きが読みたくなる。　　おそらくこれから明かされるであろう、この刺客が選ばれたわけも、なるほど…と思える内容であって欲しい。　期待しています。

途中から悪役の視点で描かれているのはもったいないかなあ、、。好みの問題はあるけど、主人公の性格に共感できないものは読み手の心地がよくないかも、、。

1話を読むとタイトルの意味がわかりますね。主人公を間違えるところだったですが、逆に初めに感情移入してしまったのでショックでした。あとはナナちゃんの頑張りですがストーリーに若干の違和感があります。普通に島で生活している生徒の人権は？

おもしろい！登場人物の考えがわかるから、難しくない！

無能の意味が分かり、今後の展開がとても楽しみです。

能力者を危険視した世界観で、本人たちに気付かれずいかにして非能力者が能力者を殺していくかという話だが、能力者が読者側にとってただの被害者でしかなく、身勝手な理由で消されていくストーリー展開の中、最後どういうオチにするのかが気になるところ