レビュー一覧

山田酉子ワールド！な一冊でした、よかったー！　　年下彼氏とのお話が４編とそれぞれ短編が４編。短編集だと物足りなさを感じることが多いですが、それがなかったです。それぞれすごくよかった。　　勝手なイメージですが、山田先生の作品は炭酸強めのサイダーみたいな雰囲気があります。透明感あふれてるんだけど、ちょっとぴりっと刺激がある世界観。それでも読後はさわやか。　　おすすめです。

半分弱の表題作は先生と元教え子のお話。先生を気まぐれで散々振り回している学生の攻めですが、ある時初めていつもは自分に組み敷かれている先生の男の顔を目にして動揺する様が印象的。ほか4組の短編集。行間を読む部分も多いです。

どれも良かったんだけどね年下彼氏の話で１冊読みたかったな。

Mと喜劇がとても素敵だったので作者さん買いです。こちらの作品もすごく好きでした。短いお話なのにどれも独特の雰囲気があり1話1話好きな場面やセリフがあり、とても満足です。短い話が8話、表紙のCPが4話です。どれもとてもおもしろかった！この作者さんのかわいくて、独特のえろすがたまりません。

私は初山田酉子さんで、１チケキャンペーンだったので読んでみました。絵柄から勝手に可愛いお話の人かと思っていたので、同じく今回キャンペーンで読んだ『Ｍの喜劇』も含め、意外と病みだったり切なさだったりがあってびっくりしました。ビッチ受けとか、ビッチとは言わないけど健気ともいえない奔放な受けが作家さんの好みなのかな。2冊読んで、私とは萌えポイントが違うと分かりこの本も☆３ですが、つまらないわけではないので、萌えポイントさえ同じ方ならハマると思います。

同じ作者の「Mと喜劇」よりは読みやすくて話もまだちゃんとしてるけどエロさはがくっとなくなってしまった。すきだけど3チケまでだなー。6チケ出せる絵じゃないです。

前半はタイトルのお話、後半は短編が続きます。個人的には、タイトルのお話がもう少し広がるといいなと思っていたので、若干消化不良の☆3です。

うーん…。良いのか、そうじゃないかは、ほんと、意見が別れるとこかな。絵に騙されてはいけない。かなりシニカル。このセンセの病んでるお話具合が、肌に合うかどうか？終わり方が好みかどうかかな、結局。ワタシ、よくわからなかった。

穏やかな普通にある日常に少し毒気を入れながら、、絶妙な山田ワールドだと思います。強く記憶に残る作品ではないけど何となく読みたくなります。

ふわぁ〜とサラッとした感じだけど、また読み返したくなる独特なお話でした。