レビュー一覧

よかったです。レビューにもありましたが、私も泣きながら読みました。こんなにしっかりした子供いないんじゃないかという厳しいレビューもありました。確かに小春はしっかりしすぎている位しっかりしてる。でも実際子供を3人育てた私から言わせてもらえば、ここまでとは言わないけど、意外と子供ってしっかりしてるんですよね。親の事しっかり見てるし、口とは裏腹に優しかったり、変に気を使って自分のやりたい事諦めたり…だから自分の事を思い出して泣けました。いくら親子でも、お互いを想っての気遣いが出来る2人がとても素敵でした。

ぼろぼろ泣きながら読んでしまいました。みんな優し過ぎて 思いやり過ぎて 遠慮して それで微妙にすれ違ってしまう。…でも やっぱり 一番は「伝えられる時に 伝える」ことなんですね。変に気を使って 希望はあるのに「何でもいい」って言うと 後で 「あれがよかったなぁ」って残るんですよね。してあげた方も してあげたのに 素直に喜んでもらえてないなんて悲しいですよね。これからは伝えていこうと思います。大切な人を亡くすと ずっと思い出に縛られがちだけど 忘れる必要はなくて その人は心の中で支えになっていくんだと気付かせてくれました。心強いですよね。そして前を向いて歩いて行く。それが残された生きている者のこれからですよね。ありがとう。前を向いて歩いて行きます。

涙なしには読めません。全巻まとめ買いしたくなるクオリティー☆人を思いやることの大切さを思い出しました。おもしろかったです。

高校生の政宗は4つ年上の大学生・陽子と恋に落ちて付き合っていましたが、突然、留学することになった陽子に捨てられてしまいます。5年後、平凡なサラーリマンとして働く政宗の許に、陽子の訃報が届きます。同時に陽子の5歳の娘コハルの存在を知りますが、コハルの父親は政宗だというのです。陽子が隠していた手紙を読んで、コハルが自分の娘だと確信した政宗は、コハルを引き取り、一緒に暮らすことになりますが…。心温まる親子愛がテーマの物語です。陽子の選択が美談的に描かれていますが、政宗からすれば、自分の子の誕生という一大イベントで一人蚊帳の外。一番かわいい時期の子供とのふれあいを取り上げられた気の毒な状況です。そして5歳なのに妙に空気を読んで物分かりがよすぎる手のかからないコハル。これっていい話なの？とモヤモヤしました。

シンプルだけど中身が詰まった作品。最後もシンプル過ぎて少し残念。でも面白い。

カラーは美しいしセンチメンタルな優しさはあるのですが。うーん。五歳児にあるまじき出来た物言いは、リアルさが無く、薄っぺらさを感じてしまう。鉄楽レトラは大好きでしたが、これは残念。レトラの、すべてを言葉で説明し尽くさず段々繋がっていく感じが好きでした。これは、説明おしゃべりが多い。

途中何度も涙が出そうになりながら読んでました心が暖まる作品でした感動をありがとうございました

涙が止まりません。是非読んで欲しいです。

泣けるし面白いのですが…高校生で妊娠させる、海外で産む(金銭面一体どう工面したの？)、子どもにやたら難しい言葉遣いで話す…などなど、いろいろ気になりました。

音沙汰のなかった元彼女の訃報をきっかけに、自分の娘だと名乗るコハルちゃんと暮らすことになるマサムネ君。陽子さんとはちゃんと両思いだったのに、なぜ5年も…？手紙は…？コハルちゃんとマサムネ君の二人の5年を埋めるように物語がゆっくりと進んでいきます。とても細部まで背景など描かれていて、カラーだと特にため息ものの美しさです。