レビュー一覧

読み始めてすぐ、呪われた攻めがあまりにも痛々しくて、もう読んでらんない無理かもしれん、と挫けそうになったのですが、途中からいっそ可愛く思えてきて、最終的には何この呪いサイコー！ってなりました。序盤、痛々しくて見てられないって気持ちになったのは、まだ完全に物語の外側にいたからです。いつのまにか物語の内側に入っていて、主人公の攻めが悲しんでいたら悲しいし、喜んでいたら嬉しいし、一緒に受けにドキドキしている。心から、主人公のことを応援している。BLに限らず、これが読書の醍醐味であり、作者の筆力の為せる技だと思います。珍しい設定ですが、それが単に二人をくっつけるための道具になっていないところが素晴らしいと思います。

はじめは読んでいて「なんじゃこりゃ」って。苦笑に近い笑いでしたが、妙にツボにはまってしまいました。二人の関係も面白いし、かわいいと思えるこの不思議(^^)。今までにない世界を味わいました。

攻めがかわいそうでかわいいと思って読んでましたが、いやー、これは新しいタイプのスパダリかも。安定のガチムチ受けも◎

2人の初めてシーンエッッッッすぎる……えぇっ…木津さんが荒ぶるのもしょうがない…最高

筋肉受け、オカルトファンタジー好きだったのも多分にありますが、木津の呪いがすごく刺さって、BL小説を初購入。冒頭から痴漢逮捕までの流れを転げ回りながらなんとか読んで、作者はなんて設定を考え付くんだと思いました。木津に感情移入してすごく辛いのに、周りの乗客の気持ちもよくわかる。これは小説だから、本当は木津はいいこだから...と自分に言い聞かせながら読み進めるにはもったいないと思わされてしまいました。いちいち木津と一緒に苦しんで、悩んで、喜んで、悔い無しです。最後になりましたが、木津もかわいいけど盛田がめっちゃかわいい。大満足です。

最初の方は攻めが難儀だな…ってちょっと可哀想に感じましたが見てる分には面白いなって思いました。あと变化した姿がかっこいい。受けはエロ可愛くてお人好しって感じです。受けに惚れて読んだらとても面白かったです。色々難しい言語があったりするので読みづらい方もいるかと思いますが、攻めか受け、または両方を好きになって読んだらそんなこと関係なく読めてしまうと思います。マッチョおっさん受けが読みたい人にはおすすめです。この先生が書かれる本は数少ないマッチョおっさん受けの小説なので次回作も楽しみです。

ガチムチ受けが好きです。デビュー作の「ぼくの可愛い妊夫さま」が好みど真ん中でした。なので作者買いしています。今作残念ながら私の中では１作目超えはしていません。それでも星４。次回作にも期待しています。

作者さん買いです。毎回思いますが、兎に角攻めも受けもいい人なんですよ。どうなるんだという設定でも何かいつの間にか受け入れて笑ってしまいました。この作家さんにもっと書いて欲しいな。

作者買いです。ガチムチ受け好きにはたまらない一作。攻め大変そうだな、でも設定をうまく活かしてくれて面白かったです。次の作品期待しています。

七川さん大好きです！面白い設定をもってくるので毎回非常に楽しみです。今回もスゴイ設定だった…淫語喋りまくる呪いってなかなか思いつかないですよね？でもそんなトンデモ設定がすごく活かされてる話を書かれるので、そこが一番凄いなと思います。笑い、切なさ、エロの三拍子ガッツリ揃ってます！