レビュー一覧

絵も綺麗で話の作り方も上手ですが、この作家さんはなかなか作品を完結させない（不人気ではなかったはずなのに未完のまま終わった作品もけっこうあります）事で有名なのでちゃんと話が完結しないと気持ち悪い人は完結してから読むことをオススメします。LOVELESS は現在11巻だったかな、出てますが第１巻が出たのは2002年で、年に１巻程度のペースで出版されています。最新巻は今年（2012年）７月なので次は来年の半ば以降になるでしょう。完結はいつになるかわかりません。私は自分の作品を最後まで面倒見られない作家さんは苦手なのでそれを知ってからこの方の未完作には手をつけないようにしています。

著者は、未完作品をたくさん抱える同人出身の作家さんです。昔から熱狂的なファンが多く、ストーリー設定やキャラクターがお若い頃から秀逸で、今ほどコミケなどが一般的でないころから他の追随を許さないような勢いがあり、プロに転向なさってからも素敵な作品が多いです。これは最近見なくなってきた猫耳キャラ作品ですが、●交渉の有無が露見してるっていう設定でした。そして、今回も完結するか疑問です。未完作品は、大人の事情で続きが出ないこともあるようですが、この著者はどうなんでしょう。話を広げすぎて、収集がつかないというような噂を聞きました。以降【ネタバレ】しますので、未読の方はお気をつけください。……■【あらすじ】まず、全体的にややボーイズな雰囲気。タイトルLOVELESSは主人公の小学生（猫耳）の別名というか、本来の名前です。特殊な力を持った兄弟で、兄（死亡）のBELOVEDから戦闘機（見た目普通に大人）を引き継いで、とある勢力と戦う話。未完になりそうな雰囲気がするので、私は途中で読むのをやめましたが、他でネタバレを読んだところ、兄が生き返って（ぇ？？？）戦闘機が兄につくらしいです。

星をどうつけていいのか正直さっぱりわかりません。高河ゆん作品の常として最初は描いているご本人もノリノリで、そうしてご本人の作品に対する気持ちがのっている間は読んでいる方も、絵にも展開にもどきどきさせられてしまいます。しかし色々長引いたりしているうちにご本人が飽きてきてあからさまに連載ペースも落ちて、たまに載ってももうご本人の作品に対する興味がなくなっていることがありありと伝わってくる原稿になります。この作品もその運命をきれいに辿っていらっしゃいます。今作でも、ケモノ耳や尻尾がついているとか、言葉を武器にするとか、同じようなネタなりを描いてもこのかたにしか出せない雰囲気が最初は漂っていました。今はもうこの作品が終わるとも期待していませんし、以前にこの方が終わらせはした他の連載の尻すぼみ方を考えても、終わらせることが最良ではないような気すらしています。最初のほうの盛り上げ方は他のかたの作品では見られないものですし、画面構成や、昔からは大分変っているとはいえ絵柄の美しさも、最初のほうには見るべきものがあります。このかたの作品に概して言えることですが、これも最初のほうだけ読んだらいいのではないかというのが正直な気持ちです。

魅力的、でも未完(ﾟoﾟ;;またか。高河ゆんらしい台詞まわし、ストーリー、魅力的なキャラ。源氏好きだったなあとか懐かしく思いながら読みましたがストーリーは収束しなさそうですね。源氏は続きはいつかなと待ってたら、就職して結婚して忘れ去ってましたが、ラブレスもおばあちゃんになりそう。

昔から絵が好きで、コミックも何冊も購入してましたが、なかなか完結しない作品ばかりです。こちらの作品もそうなので、話の内容を忘れてしまいました。私が生きているうちに完結できるのか不安なので、続きは読まないかもしれないです。

惰性で読んでいたけど、続きは…？期待せずに待ったほうがいいんですかね。

どの作品にも言えることですが、好みがはっきり別れる作品だと思います。設定的に現実では絶対あり得ないです。しかし、ファンタジー系をそれほど好きではない私ですが、何故か引き込まれました。ちょっとだけBL要素ありなので、苦手な方は注意ですかね。最初はよくわからない話が正直多いですが、読み進めると、なるほど！とか早く続き読みたい！って感じになりますよ。

未完の作品。完結する予定が今のところないので注意です。内容は高河先生らしく絵が美しく話の内容も秀逸で人気の作品なのでとても残念。この方が猫耳描きだしてからまた久しぶりにケモ耳作品増えだした時期だった気がします。描いてて飽きちゃうんですかね？

読み進める度に、作者が飽きてるのが伝わってきます。

あまり得意な雰囲気ではなかったです。昔の同人誌に載っていたような感じに思いました。同人誌と言うのは悪い意味では無くて、一般ウケより個人の好みを追及してる様な感じです。この作家さんは未完の作品が多いようですが、苦手だったらなぜ10巻以内の短い作品にしないのかなーと、素朴な疑問です。