レビュー一覧

外伝でも充分楽しめます、そして泣けます。男の友情って素敵だな〜と思えます。わざわざ文庫本も買ったほど、気に入っています。

OVAを見たので、原作も拝見しました。言葉にできない切ない想いで、胸がいっぱいになりました。すべて、生きてこそ。峰倉さんの作品は、命や生きる意味を考えさせられます。登場人物それぞれの想いが、胸に突き刺さり、心が揺さぶられました。感動しました。

外伝の２巻あたりまではコミックスで読んだことがあったのですが、続きが出てると知ってこっちで読みました。やっぱり峰倉ワールド大好きです。最後は泣きました。

見所はなんといっても画の美しさ。背景や服のシワ、指先までしっかりと書き込まれています。値段の割に内容が薄いと思われる方もいるかと思いますが、峰倉作品が大好きな私は満足です。この外伝は、時間軸でいくと最遊記の四人の物語の遥か前、悟空が何故幽閉されたのかがわかる作品です。(よって、三蔵・八戒・悟浄自体は出て来ないです。しかし、その三人につながる人物が…。)最遊記が好きな方は勿論、最遊記を読んでいない方も楽しめる作品だと思います。

何度読み返しても未だに泣きます！最遊記本編よりも昔の話しですが、本編のキャラと似ている所と全く似てない所、悟空が何故三蔵が助ける迄あそこに居たのか、色々と繋がっていてまたそこに涙を流しました。本当にコイツらは何処までカッコイイんだか……っ！

本当に名作です！涙なしではいられない、クライマックスで胸が締め付けられる様でした。最遊記（本編）も好きですが、個人的には外伝の方がもっと好きです。切ないのに、あったかい気持ちになれる作品だと思います。

48時間で借りました…ただ一緒にいたいだけだった…それだけなのに…そんなお話なのに…(´；ω；｀)

外伝から読んでも全然問題ないくらい、話が独立していて、ストーリーがしっかりしています。どうにかしてハッピーエンドにできなかったものかと思うほど、4人の関係性が素敵で、悟空が可愛くて、ラストは不覚にも泣いてしまいました。三蔵が来て救われることで最遊記本編に繋がるので、この終わり方で仕方ないと思いますが、魂が同じでも（魂なのかな？）やっぱり最初の4人と後の4人は違う気がするので、結論が分かっていてもついつい天界の4人で幸せに暮らせることを祈ってしまいました。

絵が苦手と言う人でも最後は引き込まれると思います。何より、泣けます。悲劇を前提にしているので猶更泣けます。　最終巻の、地上の悟空だけのシーン。セリフも擬音も何もない数ページが、胸に響きました。そして、本編へのつながりにまた感動です。

最遊記が好きな人は必ず読むべき。最後は涙無くしては読めない。辛い…