レビュー一覧

涙が止まらなくなる作品。透くんに何度救われた事か。。。こんなに純粋で優しい主人公見た事ないです。何度でも読み返せる。

私の読んだことがある高屋先生の作品の中では一番好きな作品です。でも５チケって……と思う。

すごく評判のいい漫画ですが、私はダメでした…。なんというか、すごく偽善ぽいんです。もちろんそこがいいと言えばいいのでしょうが……。学生の方にはいいと思います。大人でも、一定の人にはいいと思います。ですが私みたいに結構年がいき、それなりに働いていると、この漫画の登場人物たちの痛さのほうが目につきました。あと、コミックスなら４００円台なのに、なぜ電子でチケット５つなのか。ここは4つだと思います

以前、「泣ける漫画」とオススメされて読んで、主人公の喋り方や設定が心底気持ち悪！！と思ったこの作品。あれから数年経って、どんな話かも覚えてないし、自分の価値観も変わったかもしれないから、今回無料だし読んでみようと思い、1巻読んでみました。女子高生がテントで暮らしてるとかファンタジーにもほどがあるだろうと思うけど、そこは漫画、と割り切って好意的に読もうとしたけど、随所に見られるオタクっぽいキャラや設定がやっぱり受け付けなかった。主人公のキャラにもイライラして最後まで読めなかった。やっぱり合わなかった・・・。

ヒロインと、彼女に味方するキャラはひたすら清く正しく、彼女に悪意を持つキャラは人間の器がちっさくてどうかしちゃってる。ずっとそのパターンなので、途中から「またか」という印象でした。読者に腹立たしい印象を与えて引き込む手法なのでしょうが、私には合いませんでした。味方側と敵側が結構あけすけに口汚く罵り合うので、生身の人間の黒い部分を見たい方にはいいかも知れません。

美男美女だけど癖が強い草摩家の人達や天然主人公とその友人のヤンキーと電波などのキャラクターがそれぞれ個性的で、わいわいぎゃーぎゃー日常を送ってるコメディにちょいちょいシリアスな伏線が入ってくる。シリアスな展開が待ってるんだろーなー、、と、ここまでは少女マンガのノリを楽しみました。ですが6巻くらいからキャラの言動が痛々しく感じて読むのが辛くなってきました。ヘビーな事情も展開もあくまでも結果救われるために誂えたみたいに感じるのは彼らの自己陶酔な言動からかと、、、。ラストも自己満足じゃないかな。落とし前全然ついてない。置いてきぼりでした。私はキャラクターが気に入れば読めちゃうタイプなので、それでも最後まで読めました。でも後半では絵が変わって王子様なのに他キャラと同じ顔だったりして残念でした。最初の絵が良かった、、。

懐かしいですね、友人に借りて読みました。　作品としては、良い出来だと思いますし、対象年齢世代には世の中がこんなに綺麗に見えるのかなという、そんな話です。というのも、全体的に出来すぎの物語なんですよね。全てが連鎖しているというか、予定の中に全て綺麗に納めたというか。話の導入部分は話を始めるためだから置いておくとしても、出てくるエピソードが全て主人公やその周囲の人たちと繋がるというのが、どうにも違和感を感じる要素になってしまっています。草摩家と透＋魚＋花、その家族だけで閉じた世界が形成されていると言っても過言でなく、大人の視点で見てしまうと世界の狭さに呆れてしまうかも知れません。良くも悪くも少女向けですので、評価は★３とします。自分の精神年齢と相談してから読みましょう。

懐かしい！学生の時大好きで全巻揃えていた漫画。自分の心のモヤモヤを言葉にしてくれているようなシーンが結構あって、今でも心に残ってる言葉があります。が、今改めて見ると当時ほどキャラやストーリーにハマらないと言うか…。やはり思春期の子向けかなって感じです。でも作者が伝えようとしていることは本当に素敵な言葉ばかりなので、そこは心に留めていただきたい。残念なのはチケット数。今古本屋で100円かもっと安く買える本を今さら定価以上にお金かけて読む人いるかな？しかも巻数結構あるし…。せめて48時間1チケットがあるのが妥当じゃない？その辺もっと融通きかせてくれないと、といつも思います。そこで☆マイナス。

高校生の頃、途中まで読んだ事があり、続きが気になっていたので借りました。昔は話の途中までだったこともあり、かわいい、面白い印象でした。自分も年を重ねて、最後まで読んで、それぞれのキャラクターの弱さ、強さ、優しさに温かい気持ちになれました。何度も読み返したいと思います。

30年間生きて読んできた漫画の中で、自分の心に一番影響を与えてくれた作品です。完結して10年経ちますが、今でも何度も読み返してます。正直、ストーリーや設定に現実味がないとか、主人公のキャラができすぎてるとか、そんなの分かってるけど、私にはそれがどうでもいいと思えるくらい、この漫画で出てくる言葉や考えに何度も救われてきました。人によって、偽善としか思えなかったり、無意味な言葉に思えたりするのは当然のことと思います。けれど、読んでみたら、もしかしたら私のように心に響く言葉が見つかるかもしれません。私は今でも、ほかの登場人物たちと同じように、透がいてくれてよかった、と思っています。