レビュー一覧

すごい細かい心理描写とリアリティ。モヤモヤの言語化。続きも早く読みたいです。

人間模様のあるあるや主人公がすごくすごく生きづらそうな感じが伝わってきて読んでて、あまり良い心地しないけど、光があるのかな〜と気になり全巻読みました。でも男性もはっきりしないダメ男感があり、段々と主人公の性格の悪さが露骨に荒々としてきて着地点もはっきりせずでがっかりしました…。

あえて平凡にしてるのだろうが、やはり主人公にはもう少し魅力的な部分が必要。

「まじめ」とタイトルにあるけど、ただの「痛い会社員」が主人公。自分の仕事や友人や趣味に実に批評的なくせに、自分に自信がなく、他人を羨ましがってもがく姿が痛々しい。このまま戦い続けてほしいです。

主人公の働きぶりや副業をみつけたり人脈作る努力や交友関係は、わたしからみたらとても才能あるし恥ずかしい事は何一つなくむしろ働いていて立派なのになんでこんなに人と比べて恥じているのか読んでてとても疲れるし不快でした。でも、最後の最後にそれに主人公が気づけた描写があってよかったなと思いました。

1巻読みました。1巻はほぼコロナ前の日常が描かれてますが、自己評価が低くて暗くて、それでいを夢を見ている主人公に魅力が感じられず、続きを読みたいとは思えませんでした。

音楽好きなので、東京に住んでいた頃の生活を思い出すような場面がたくさんあり楽しめました。主人公がひねくれ者、努力しない、悲観的でハッピーな出来事が全然起こらないのが読んでいて辛いですが、リアルな感じが出ています。

心の奥底を探るのと、人に伝えることは違うのね。探るのは気持ちいいけど伝わらない。探っただけの作品のような気がする。

読み始めは絵がな〜とか思ってたけど、ご都合主義とかなくてリアルな感じにグイグイ引き込まれます。

魅力に乏しいヒロイン像がリアルに感じられました。東京よりも、青森のゆる〜い生活の方が暮らしやすそう。