レビュー一覧

軽くてチャラい文体が、上下巻という大作になってくると、結構ウザい。せっかくストーリーがいいのに、段々頭に入ってこなくなる。下巻になるとシリアスな場面でも、チャラさをぶっ込んでくるから、疲れる。

主人公は、初期設定の悪役モブ侯爵令息は早々に消え去り、女神様の愛し子ならぬ兄ポジで加護にチート多重掛けのヤンデレでした。あちこちで同性カップル誕生してたけど、そういえばゲーム制作に腐スタッフが多いって…他の伏線も回収しましたね。執事のセバスチャンはほぼ放置の設定だったけど。ノワールが可愛かったので、もっと暴走しては怒られしょぼんとして欲しかったです。文体が軽いので、ページ数の割に早く読み終わりました。2巻前半、ちょっと物足りない感じ。沢山のキャラが活かしきれなかったかな。

視点が誰の？ってところがあったりしましたが楽しく読みました。いろいろ詰め込みすぎかなと思いました。