レビュー一覧

単話でいくつか読んでいたのですが、今回を機に購入。話がつながりました！このシリーズは今回の内容が一番好きです。まだまだ、シン＆リアのお話を読みたいです。いつか、二人のその後を…。

ついにシン編嬉し〜い。「地図にない国」の頃には思いもしなかったなかなかすごいシリーズになったなぁ。今回はシンのデリカシーのなさが遺憾なく発揮され、リアンドロスが不憫…だけれども、この奔放さの根底にリアへの大きな愛があったと思えばグッとくるものがある。ただせっかくの従者攻めだしシンはもっともっとグズグズに泣かされてほしかったなー！という気も。3巻通しての大きな流れがよかったな。

淋しいけれど、このシリーズの最終巻になりますかね、先生も淋しいとツイートされてましたが。リアンドロスとシンの主従cpのメインストーリーがやっと1冊で発売です（歓喜）単話でも買ってましたが勿論電子も紙も買ってしまった〜好きすぎる！リアがシンを思いすぎるが故シンから離れようとするのを、到底許さないシンとの攻防（攻防！？）シンはリアを誰よりも信頼するが故、あっけらかんと性的なことも見せてしまうけど、それがリアを追い詰めてしまった…という感じでお話が進みます。ニッケさんの描く絵と、キャラの表情がたまりません。シンは色気がないなぁと思ってたんだけどなぁ〜笑 最後まで読んでニヤニヤしてしまったよ。これでこのシリーズおしまいかぁ〜淋しいなぁ〜！続いてくれてもいいのよ！？先生！

美しい主従関係に擬態した、静かで激しい恋愛感情。ドキドキしながら読み進めました。こんなに面白い本は久し振りだったので、シリーズ作品も気になっています。

この本を買いたくて、その前に地図にない国を読みました。地図にない国がすごい良くて、そこから繋がるこのお話もめちゃくちゃに良くて。BLというより、人とは、多様性とは、みたいなことをいい感じに教えてくれる本でした！

なんだろ…涙が…。あのシンが！！周りをブンブン振り回すシンが！！リアには弱いのが最高。。。リアのためならなんでも頑張れちゃうのが最高。。。過去のシリーズのcpもちょこちょこ出てきて楽しかったです。続かないのかなー？？続いてほしいー！！リアシンのラブをもっと見たいです。

やっぱレンタルだけではさみしくて，結局購入してしまった…リアシン一番お気に入りのカップルで，前回レビューの☆３→☆５にしたいんだけど，やっぱり今一つ甘さが足りない。シリアスクラッシャーのシンのせいで，いざここからっていうところでアレレレ？？　とまぁ，そこがシンのいいところなんだけど。リアの苦しみにもっと甘々で蕩けた表情で応えてあげて！　あと，書下ろしがなんとなく寂しくって。オライエの二人の深刻な表情も寂しくて，さすがのお気楽シン様でも手紙を焼かざるを得ない現実を反映した禁断の主従関係が切ないというか，両手挙げて万歳ではなくて，☆５に上げられなかった。。。いや，ストーリー的にはもうイケメン二人のアマアマハッピーエンドなんですが，backstoryを想像すると，本当の意味でのお天道様の下でイチャイチャは何年かかるんだろうと。。。なんか，ラストにうっすらと残る物悲しさなんですよ。甥っ子姪っ子いるので10年〜20年年後，政務云々は彼らに譲って「待たせたな，リア」というセリフと共に2人きりではなくて国中から祝福されてほしいなぁ。多様性を体現したシンはひろーーーい青空の下の笑顔が似合うのよ♪青空の下で，祝砲と花束と鳥たちとキラキラ舞う紙吹雪…そんな絵図が浮かんでる脳内　で，友のいる国での他カプとの合わせ技でラブラブイチャイチャ×３！見せてください！！　作者様，続編期待してます！！海を超えた東の大国（疑似日本）でのリタイア後の生活でいいので描いてください。。。しかし第1作から読み比べると，シンは格段にハンサムになってますね♪　

シリーズ、作者さん買いです。これで一通りシリーズが完結したのかな。かなり寂しさを感じますが、シン編はやはり期待もあったので、読み応えがありました。奔放なシンがどんな風に落ち着くのか楽しみにしていましたが、納得出来る終わり方だったので満足です。

シリーズ完結さびしいなあ、というのが正直なところです。まだまだ主従で諸国漫遊してほしかった…とは思いますが、根なし草よろしくフラフラしてたシンが帰る場所を自覚した時点でこの物語としては幕引きなのかな、とも。落ち着くところに落ち着いたとオライエ王もおっしゃってましたし。シリーズ通してすてきなお話を堪能させていただきました。番外編などでまた読めたらほんと嬉しいです。

シリーズ3作品すべて読みました。それぞれ単独で読めるものの、国同士の繋がりや経緯、前作に登場した人が主要ではないけど登場するので、知ってた方がよりわかりやすく、没入しやすいかとは思う。3作目はついに主人公のシンの恋物語。今までは他国に放浪に出て、その先で出会った人達の恋物語だったので待望の作品。年月と共に変容し、秘めざるを得ないリアのシンヘの想いがついに限界を迎え、愛が憎しみに変わるまでに。シンに手を掛ける夢は憎しみだけではなく、むしろ根底には憎しみを抱くほどの愛があるから。自分のものにはならないと分かるからこそ増幅し、その情欲に悶え苦しみながら求める事もやめられない。愛してやまない人がいつか誰かのものになる。それすらも見守り続けなければならないリアは、ついにシンの側を離れる事を決意する。今回はシンの恋物語というよりはリアの恋物語と言える。前二作では二人の関係はそんなに描かれた事がなく、一見すれば奔放な主人に迷惑している従者というただの主従関係に見えなくもない。ところどころになんとなく「そうなのかな？」と思えるところはあったけれど、ここまで心を歪める程愛があったとは思わなかった。ただそれすらも、リアが隠してきたが故と思えば熱くなるものがある。終着地がここだとすれば、三作品を通してシンとリアの関係を見続けるのも良いスパイスになるかも知れない。これだけの愛がある二人の物語をこの一冊で納めてしまうのは勿体無いので、二人の続編が出てくれる事を祈るが、終わりとしては美しかったと思う。