レビュー一覧

若旦那が好きで好きでたまりません。紙媒体でも追っていますが、一巻より二巻、三巻とどんどん色っぽくカッコよく成長していきます（口絵の美しいこと！）。普段はボケっとした器用貧乏な若旦那。出生の秘密はありつつもおおらかに育ったゆえの懐の深さで、与太郎をじわじわと囲いこんでいきます。イチャラブは期待できませんが、さらっとした言葉の奥に大人の色香がむんむん・・。大正〜昭和初期の花町が舞台です。携帯もパソコンもない分、人の情念がたっぷり染み込んでいそうな街の空気。今市子さんのお得意なミステリ要素もしっかり楽しめますよ♪

うーん。面白すぎる。。登場人物の憂いのある表情がいいですね。シリアスに描こうと思えばどこまでも重くできるお話を、ユーモアと粋に描き、心地よいスピード感を感じさせてくれる作品です。台詞もとてもいい。2人の関係がのらりくらりとして進まないのが、bl見過ぎ女子にはほどよい焦らし加減笑

読み物としては、作り込まれていて、絵も綺麗だし楽しいです。読みごたえがあります！BＬとしては全く魅力はありません、他のジャンルに置かれていても違和感はないです。顔の書き分けがわからなくなり、誰が誰だかたまにわからなくなります。私は読解力がないので、読み返して理解する部分が何ヵ所かありました。

二人とも色っぽいし、絵もきれいです。ただ、BL？ではないかなぁ。SF（すこしふしぎ）系かなとおもいます。それと、読解力がポンコツな私は２回くらい読み返さないと意味が分からないところがありました。小説のようにじっくり味わう作品かもしれません。

無料で１話を読んでから若旦那と幇間に心奪われています。ホラー、ミステリーの要素が強くBLはちょこっとなのですがそのちょこっとがとっても魅力的。１、２巻ではまだまだ遠い２人の距離ですが３、４巻ではぐっと近付いてきてるのでドキドキそわそわです。描き方が独特なのと描き分けがあまりお上手でないのでさらっと読みたい方や分かりやすいものがお好きな方には向かないかも知れません。ただ読み慣れればそれもあじになります。深く読み込むストーリーがお好きな方はぜひ。現代ではありえないその時代特有の色気や粋な大人の駆け引きをじっくり堪能させてくれる作品です。

「百鬼夜行抄」が好きで作家買いです。「百鬼夜行抄」と同じく和風舞台（昭和初期くらい）で「男芸者」という設定が個人的にツボです！話のメインは色恋よりは、サスペンス（ミステリー？）です。幽霊絡みのいろいろな事件を、この二人が解いたり解かなかったり・・・という感じで、そのあたりは「百鬼夜行抄」と似ているかもしれません。伏線が複雑で、かなり注意して読まないと何がどうなったのかわからなくなってしまうのも百鬼夜行抄と同じです・・。BL要素は薄いので、そこはあまり期待しない方がいいかもしれません。薄いなりに一応はあるので、たまにそういう要素がちらっと見えるのが個人的にはとても萌えます！遊郭が主な舞台なので粋ですし、幻想的で綺麗な世界観です。

変わらないな〜すごいな今市子先生！でもマンガを読み始めたばっかりの人や若い年代層には読みづらいかもしれないですね・・・ちょっと前の世代の漫画家さんにはこんな風なクセのある方が大勢いらしたもんですが。慣れたら大丈夫だと思うんですけどね。

露骨なBLではない色っぽさがあって良い。発売楽しみな漫画のうちの一つ。進展という進展はないですが、与三郎がたまにデレたりするの見ると、ああ、ちゃんと若旦那のこと大事に思ってるんだなと。

キャラの魅力は、後になるほど増してきます。最初は若旦那も与三郎もいまいち萌えないです（笑） お話は、ほんのりとホラーっぽく、でもサスペンスの要素もあって、昭和初期の花街の雰囲気もあってとても素敵な世界観。 でも謎解きに関しては巻を追うごとにわかりづらくなっているような？私の読解力がないだけかもしれませんが、結局どういうことだったのかわからないお話もありました･･･。残念･･･。

吉原の幇間と若旦那、色っぽいです〜二人の仲の進展が気になるところですが、ストーリーが読み応えあるから普通のコミックとして楽しめます。生きているものと死んでいるもののどろどろとしたドラマが怖くも面白い！！