レビュー一覧

うっわぁ〜。さすが山田さんっっ!!シリアスも大好きなんですけど、こ、これはっ……表題作は最後まで笑わせて頂きました。で気になるのは４０手前のくたびれた中津（先輩）と腹黒門倉（後輩）結局どっちが受攻になるのかな〜？（＾ｍ＾；；これだけじゃなくてシリーズにして出てくれると嬉しいんだけどなぁ。どうなんだろう……。表題作以外の中編もとっても面白くて今回この１冊は読み応えがありました。

山田さんの作品、大好きので即買いしました。買ってよかったよかった。続きがあったら、読みたい。　中津と門倉の絡み、面白かった。　攻めの門倉に落ちそうで、落ない中津！Hシーンとかゴツイ体なのに、ドキドキしてしまいます。ほか２話も、面白かった

表題作は、オヤジスキー、特に疲れたオヤジが好きな方にはたまらないと思います。表題作以外には、数ページの短編１つ、普通の長さの短編１つ、中編１つの計４ＣＰ入っています。数ページの短編は、付き合ってるわけでもない幼なじみの二人が耳かきをしあう話なんですが、萌えました。それからもう一つの短編は、ずーっと片思いしていた学校の先輩で今は会社の先輩が、彼女と別れて、実は男と付き合っていたことが判明するお話。これも、とっても良かった。最後のcall meという中編は、なんかもう、キュンキュンっていうか、ギュンギュンっていうか、遠距離恋愛している二人に同調してしまい、切なさとときめきで胸が痛くなりました。表題作も面白いのですが、でも私はどちらかというと、表題作以外の作品がお気に入りになりました。

一篇、10P弱の幼馴染み学生モノのショートが入っている以外は全てリーマン（３タイトル）モノでした。表題作の、深夜オフィスを舞台に軽妙なリズムで繰り広げられるバツイチダメ上司（暫定攻め）と出来る腹黒後輩（暫定受け）の会話が最高に面白かったです。ユギ先生の描かれる冴えないおっさんってどうしてこんなにチャーミングなのでしょう。記念すべき初デートに二日酔いで今にも倒れそうな顔して現れるようなそんなくたびれたおやじなのに、服だってスーツ脱ぐと更にオヤジ臭漂いまくりでダサい！！と言うのに何故なのでしょうね。それなのに愛しさを感じて不覚にも萌えてしまうのです。40手前のおっさんが、そうとは見えない不自然な可愛さ（外見含む）と過剰なまでの甘さを身に纏い年下を翻弄しまくるファンタジーではなく、気付く人は気付くおっさん等身大の可愛さみたいなのをうまく掬い上げるユギ先生。ごつめでむちっと脂ののった体もやけにリアルでたまりません。「僕らはただ走るだけ」は高校時代から10年間も先輩を追い続ける後輩沓沢×先輩正木。真面目で見るからに好青年風の先輩が実は淫乱だなんて！！そのギャップにやられました（男前、ガタイの良い受けが苦手な人にはダメかもしれません。）電話から始まる日本とブラジル超遠距離恋愛モノ「CALL ME」顔も覚えていない同期広瀬と、突然かかって来た電話をきっかけに気付けば週に１回電話で他愛ない会話をする関係になった河野。そんな２人が徐々に距離を縮めていく様にキュンキュンしっぱなしでした。とってもオススメです！

著者・山田ユギさんの『夢を見るヒマもない』に嵌り、『最後のドアを閉めろ！』『たかが恋だろ』と立て続けに読んでみました。左記３作では脇役スパイスがピカ１印象だったのですが、脇役の登場がない表題本作『人はなぜ働かなければならないのか』では、ストーリーに深味を覚えることができませんでした。電話というツールを使って地球の裏側で大阪弁を話す彼との遠距離恋愛を描いた『CALL ME』の設定は面白いものの、キャラが淡白。冒頭３作品のパンチ力的を「うな丼」「牛丼（卵つき）」「親子丼」に例えれば、本作は「たぬき蕎麦」？

山田ユギ先生、名前は昔っから知ってたのにきちんと読んだのはこの作品が初めてです。いや、素晴らしいです。本当。所詮BL、たかがBL。みたいな失礼な気持ちが、どの作家さんの作品を読んでも根底にありましたが、土台がしっかりしてて面白くって、こんなにきゅーんってしたのは初めてでした。表題もなかなか面白かったんですが、遠恋カップルの『Call Me』は最高でした。胸キュンです（笑）久しぶりに満足の星五つ！

久々の読み返し。この作者さんの作品もたくさん読んでいるわけですが、やっぱりこれが一番好きかもしれないなぁ。ってまぁ、この方の場合わりとそう思っちゃうことは多いんですけど。笑えるし切ないし、男の涙がすっごく刺さるし。短編いいわ〜と思いますね〜。

笑って、切なくなって、泣く!!ユギさんの作品はどんな設定でも、やっぱり凄い!!表題作では、笑わせて貰いました!!等身大のオジサンの戸惑い…流され具合…いい加減さ…優しさ…切なさ…そして、お馬鹿過ぎとダメダメ具合い(笑)さすが、オジサン。そして、部下の腹黒さ!!スッゴい良い!!やっぱり、持ってる武器は最大限に生かして、獲物は狩らなきゃね!!私は、初めて告白して、襲った時の机に手をついてつき出した時の門倉のお尻が、リアルで好きです!!（他にもいっぱいあるのに何でだかそのコマが特に好き）ユギさんの描く男の人は、ホント、リアルですよね…。ムチッとしてて、ゴツゴツしてて…(笑)次の数ページの作品も短いけど、好きです。 10年間も同じ人に片想いしてる後輩と、先輩の話しも、ちょっと切なくて、エロくて好きです!!爽やかで真面目そうな人が、スッゴくエロくて乱れまくるって…いい!! 遠距離の二人は、関西弁がいい味だしてます。何て事ない事から恋に発展して、好きになって、側にいたくて、触りたくて…。18000キロという途方もない距離が切なくて、ちょっと泣ける話でした。どれも、いいけど、個人的には、表題作の二人のその後を長編でお願いしたいです!!後、数ページの短編作品も、切ない話が出来そうなので見てみたいです!!

表題作もいいですが、CALL ME が私は好きです、ちょっと切なくてジワジワ来ます、ギャグ要素が多い絵柄ですが、昔見たような絵柄だったので面白かったです。

表題作は軽めなタッチでイケメン後輩がくたびれた上司にぐいぐい迫ります。意外に健気で面白かった。他3作品入ってて、call meは良かった。究極の遠恋。あと、先輩の背中を追いかけて10年側にいるだけで告白すら考えてなかったら先輩が実はゲイで、ってちょっとシリアスなお話が良かった。