レビュー一覧

氷栗さんの絵が好きです。チェーザレが格好良すぎるー！

チェーザレ・ボルジアをテーマにした作品はたくさんあるけれど、本作品のチェーザレは脆さと強さが共存する美しさがあり惹きつけられます。途中までワクワクしながら読んでいましたが、途中、同雑誌で別の連載が始まり、本作品は中断。再開して完結まで行きましたが、再開前と再開後ではストーリーのテンションが変わってしまいました。。。そして駆け足的な終わり方で、せっかくの良い話が台無しです。出版社の中途半端なやり方が許せません！

ヨーロッパの歴史が好きなので、読み始めました。が、話がよく飛びますね。編集の下手な映画のようで、シーンシーンがうまく続いていない。終わりもなんか突然で、あれって感じした。途中が結構面白かった分、凄いがっくりな終わり方。あと、日出づる処の天子っていう昔の漫画と内容が凄い似てました。もしかしたらそこからアイデア撮ってきたんじゃないかなってくらい似てました。４８時間１チケットだったらよかったけど３チケットってほどいい内容じゃなかったです。

絵が綺麗でストーリーもそこそこ良いかなと思います（史実にこだわらなければ）BL的な要素が好きな人にはウケるかも。私は惣塚さんのチェーザレが比較的好きなことやそもそもチェーザレ・ボルジアは男のマンガ家さんが美しくワイルドに描いたくれたらなぁが願望があるので評価は総合で３つとしました。一つだけとても気になることが・・・妹君　ルクレチアの髪型が　私ににはどーにも・・・でした前髪ぱっつんは　ちょっと違うんじゃないかなぁ。。。。惜しいなぁ・・・絵が素敵なのに　ここはとっても残念！！

法王の地位と引き換えに、父によって魔に身を売られた子チョーザレを書いた作品。チョーザレの父親、父親に溺愛される弟、兄チョーザレをしたう純粋な妹そして、魔を退ける力を持つ青年キアロを中心に、チョーザレを恐れる者、憎む者、惹かれる者、理解する者が、チョーザレの魔の力に巻き込まれるように、それぞれ過酷な人生を歩んで行きます。（一応、総て実在の人物です。）また、純愛、偽りの愛、禁忌の愛、打ち明けることのできない切ない恋心、家族愛（期待）などなど、色々な感情が、入り乱れております（笑）同性愛（ベットシーンはありませんし、メイン？ではないので）や、家族あいだでの恋愛が拒否反応のある方は苦手かもしれませんが、私は、メインの人物の男性も女性も、それぞれしっかり自分を持っていて、魅力的な性格だったので、好きです。主人公が魔に身を売られた子が主人公ということと、実際の人物をモチーフに書かれているのもあり、基本シリアスで、非情な展開もありますが、良い具合にホッとする場面もあり、またドラマチックな展開で、ファンタジーストーリーを読む感覚で、私はググッとはまってしまいました。絵も綺麗です！同じ著者な作品『ゴージャス・カラット』の全シリーズと、『ルードヴィッヒ２世』が好きな方は気にいるはず。。※ちなみに、１２巻が最終巻です。早く最終巻まで、電子書籍で読みたい♫実際のチョーザレは、どんな人物だったのかも、興味が出てきました！

魔性の美青年が野望のために血塗られた道を行く・・・ゾクゾクする妖艶と狂気。脇を固める登場キャラたちも個性豊か。グイグイ引き込まれてしまう面白さ。続きが気になります。面白い。

今、大人気の｢チェーザレ｣とは趣を異にします。しかし、読ませます!!少女マンガらしい華やかさ、BL的な要素、ゴシックホラーな要素、満載で。でも、要所に史実(と伝えられる話)が織り交ぜられ。ロマンのある歴史マンガ好きにお薦め♪

チェーザレボルジアと、常に傍らにあったミケロットの異聞物語。ミケロットとルクレツィアの恋は、見ていて可愛い。闇に取り込まれたチェーザレの悲哀と、苦境も読みごたえがあって良い。あまりないチェーザレの設定だから、新鮮。

チェーザレ ボルジアを扱った他の作品も読みましたが、かなりこちらは現実離れしたお話です。ファンタジーと言えるかわかりませんが、面白いです。

壮大なお話です。最後駆け足で終わってしまって勿体なかったように思いました。