レビュー一覧

試しにつられて購入したものの残念でした。お姉さんが、妹に嫉妬して殺意を抱くようになったから、妹を守るために自殺した。それを知らない妹は、殺害されたと勘違いして、姉を蘇らすために３人を殺す決意をする。まず、人を一人生き返らす為に、代償として３人の命がいるということに全く突っ込みが入らない、今後の展開で秘密が解けていくのであっても、まず序章でそこには触れないとダメだと思う。で、蘇ったお姉さんは、唐突に自分がなぜ自殺したかカミングアウトして又自殺する。次の話しでは、新婚の妻が死んで悲しみのあまり３人の命と引き換えに蘇らすと思いきや、浮気を知られた妻から証拠写真の隠し場所を聞き出すためだったという逆転劇。一話同様、唐突に主人公が蘇った妻にカミングアウトしてネタばらしをする。一話にしろ二話にしろ、共通なのは、カミングアウトした内容に全くのフリが無いため、とって付けたようなカミングアウトになっている。二巻は購入しません。

おもしろかっです。どのストーリーも一捻りあって、読みごたえがありました。始めは絵が少し苦手だったんですが、追い詰められていく主人公たちの表情が本当にリアルで、どんどん引き込まれていきました。

2巻で終わりなんですが、ストーリーとしては、どんでん返しもあり面白かったです。ただ、これで終わりなの？て感じはありました。

サイコパスが発想するような誰も幸せにならない１エピソードごとに完結の漫画です。１人生き返らせるのに、２４時間以内に３人を殺すという条件も突飛な話なので、読後に、そういう点も消化不良な気持ちになる一因でしょう。正直、お勧め出来ない作品です。

3人の殺人で故人を蘇らせる設定は斬新、絵も綺麗でサンプルの続きがきになりレンタルしましたが、他の方も書かれてますがカミングアウトの唐突感が否めない…1チケだったらよかったかも。

話の展開としては捻りがあって面白いなと思うのですが、設定が設定なだけに胸糞展開が多いですね。オムニバス形式でそのまま最後まで終わってしまいました。美国3姉妹について掘り下げが無く謎のままなのが残念です。

どいつもこいつも胸糞悪い犯罪者の連続だが、デジタル作画の躍動感が無さ過ぎて緊迫感がない。話しは割と好き。

菅原敬太さん買いです。らしいストーリー展開で好きでした。絵は、卵みたいなぷっくりした顔の線が好き。主人公の手で3人の命を奪う設定は受け入れ辛いのですが、最初の話のラストではその設定が上手く生かされて後味の悪さが際立たせられていると思います。

生き返らせるために皆簡単に人を殺すというひどい展開でしたが、結果人間誰しも裏がある事がなかなか面白くあっという間に読めました。

基本設定がきついだけに、ほとんどのケースで読後たいへん後味の悪いもやもや感が残りますね。時間制限と犠牲人数の多さ、そして普通の人間はその貴重な制限時間の最初のほうは自身の良心との葛藤でたいてい無駄にしてしまいますし、短期で連続殺人のターゲットを決めて計画し実行まで遂行する重圧と難易度の高さに自然と毎回ドラマは生まれるものの、結果親しい間柄の人間間でだまし合いや取り返しのつかない過ちといった悲劇のオンパレード。