レビュー一覧

家族のこととか、過去のこととか丁寧に描かれていて、その分2人の恋愛部分があまりなくて少し物足りない気がしました。

わりと好きな漫画家さんですが、これは原作がイマイチなのか？コミカライズしか読まないので なんとも言えないのですが。12歳の時の 気位が高く 不本意？ながらヒーロー（当時は15歳くらい）に 意地の悪いことをしてしまったことを ずっと悔いていたヒロイン。でもその12歳の時の キリリとした表情のヒロインの方が魅力的でした。12年後は 特にこれといって。で、ヒロインが執筆していた本はどうなったのでしょう？なんでウェディングドレスを着なかったの？義理の弟ではなく 血が繋がってるオリヴァーには 事実は言わないの？結婚後に ヒーローの母である叔母と 初めて会う場面にページ数を使い過ぎだった気がします。領主館を売らないのは良いですが、二人共 ヒーローが住むアメリカで暮らすようですし、、好きな漫画家さんなので かなり残念。

１チケットなので借りてみましたが、伏線が回収されないで話が終わったので、置いてきぼり感半端なかったです。無期限にしないで良かった…(^^;え⁉ハッピーエンドはいいけど、結局お屋敷は誰が普段住むの⁉ヒロインの出版どうなった⁉弟に真実話しないの⁉…等々(^^;(^^;それでも星２つなのは、絵が綺麗だったから(^^;あとは、なんというか、継母にイライラさせられます(^^;いるいる、こういう、蔦みたいなド天然な脳内お花畑おばさん(^^;ヒロイン父は蔦系女性が好きだったのかしら(^^;ヒーロー母はいい人で、ヒロイン父と不仲だったのも頷けます(^^;

ヒーローが初めてヒロインに会ったとき好きになったらしいけど、自分に意地悪する女の子を好きになるものなのかな？あと、ヒロインの義理の弟に相続の権利がある事をなぜ隠しているのかよく分かりませんでした。ふんわりとハッピーエンドになりましたが、もう少しメリハリがあると良かったです。

主人公ミリは家族の世話やお屋敷の保存で手一杯なんだけど、昔の失敗を忘れず、相続人の彼に健気に向き合うところが素敵でした。背景の家具やテーブル、料理なども丁寧に描かれていて、英国のカントリーサイドを連想できてよかったです。

さらり…だったけれど、それでもそれぞれの思いが表情から読み取れて、とても良い作品だと思います。

12歳のヒロインと15歳のヒーローが出会って、ヒーローを苛めてしまった。そのことを後悔して、12年後再会した。のは良いのですが、周りのキャラが面倒過ぎてヒーロー＆ヒロインの恋を楽しめません。ヒロイン父は、召使のように使っていたヒロインに小さなダワーハウス（寡婦館）と義母・義弟・義妹を押し付け、義弟にお金を残して亡くなっている。義母は、無邪気で人の迷惑考えない面倒な人間（後半、義弟の「なぜぼくじゃだめなの」の理由が分かります）。家を追い出されたのは義母がスキャンダルを恐れた＋父親の常識のなさのため。あと、ヒロイン母、ヒーローの事を「もちろんガールフレンドはたくさんいたし、恋人だった娘もだって・・・いたのよ。でもね」・・・いや、フォローになっていませんから！それでおとぎ話と言われても・・・。

普通のハッピーエンドの話でしたが満足でした。ヒロインが自分のしたことを素直に認め謝罪する性格が好きです。ヒーローもずっと前からヒロインを迎えに行くことを決めていたなんて素敵です。思春期の思い出は悪くても再会して大人になってからの二人はお似合いでした。

セットでお借りしました。ヒロインが良くも悪くも英国人なのが、非常に上手く表現されています。回想シーンではツンとした美少女ですが、大人になると人間味が薄い、ぶっちゃけ可愛げがない（笑）。まだ若いのに、あれもこれも心配事やら厄介事を背負わされ、顰め面で黙々とやるべき事をやります。そんな彼女の、恐らくは唯一センチメンタルかつ苦い思い出の主人公であるヒーロー、この人がまたちゃんとアメリカ人に見えるから面白い。村田さんのニュアンスの描き分けは見事です。コミカライズ作家としては、最も信頼の置ける内の一人でしょう。しかしそんな村田さんの手腕を以てしても、ロマンスがロマンチックに見えて来ないのです。最後の最後に、少年と少女の淡い恋がやっと花開き実を結びますが、それまではヒロインの頑なさと情感の不足、ヒーローの何を考えてるのか判らなさが邪魔をして、素直に浸れません。ヒロインが徐々に柔らかくほころんで来るのも見所なのですが、お花畑の継母のキャラが目立ち過ぎてぼやけてしまっています。色々と惜しい作品だと思います。

物語は領主である父親が亡くなった直後の、がっつり喪中の話ですよー…と、まずは前置きを。 イギリスでも喪中はウエディングドレスを着ないようですよ。 話自体は素朴で良いです。絵の雰囲気とも良く合います。館は具体的な結論はぼかしつつも、人に貸すか売るかするみたいですね。ヒロインの父親はとかく話題には上るものの、性格やヒロインを始めとする子供達との関係等、人物としての存在感は、亡くなっているからか空気以下です。というか継母、蔦と言うより最早触手(笑)